カリフォルニア州ロス・アンゼルス市出身。
幼い頃から西洋ドラムを習い、UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)で民族音楽を専攻。
在学中に日本のリズムに魅了され、和太鼓に日系二世としてのルーツを見い出し、様々なジャンルの音楽家と共演、世界各国で演奏活動を行う。
1980年に10年間を超える日本での邦楽囃子、祭り太鼓と組み太鼓の修行を終え、外国人初の邦楽囃子の名取となる。
ハワイ州より文化・芸術へ寄与した者へ贈られる栄誉賞を始め数々の賞を授与。
洋楽・民族音楽と日本の伝統音楽の経験や知識を生かし、様々なジャンルの芸術家との共演を通して、革新的でクリエイティブなアプローチで伝統的な和太鼓を常に新しい方向に進めている。
主な演奏活動としては、ホノルル交響楽団、香港フィルハーモニー、ハワイオペラ座、スミソニア博物館での北齋の展示 コラボレーション、イギリスツアー、打楽器奏者 広田ジョージと尺八師ネプチューン海山とのチェコツアー、ソルトレイク ツアー、米国東海岸ツアーとスタンフォード大学交響楽団との共演、「アイランド ブリーズ」としてJeff Peterson, 尺八奏者Riley Leeとの共演等、各国各地で精力的に活動。
様々な分野のアーティストとの共演を重ね、創造性、技術、グルーブ感の全てをかき立て、和太鼓の新境地を常に追い求めている。

神戸生まれ。
日本大学芸術学部にて作曲科を専攻。
20年代後半、偶然耳にした高橋竹山師の「津軽じょんがら節」に感銘を受け、津軽三味線奏者を志す。
1999年から2000年にかけて、日本、ニューヨーク及びハワイにて開催したケイコフジイダンスカンパニー公演「神話ーMyth」にて、ケイコフジイのソロダンスとコラボ。
2016年10月に開催した「Being 3」公演でケイコフジイダンスカンパニーとの共演を果たす。
またイタリア、ドイツでもコンサートを行う。
現在、様々な舞台、ダンス音楽制作、アーティストのＣＤプロデュースなどを中心に「三味線とピアノ」を演奏する独自のスタイルでコンサート活動を行っている。

京都市立芸術大学音楽学部卒業後、関西フィルハーモニー管弦楽団に入団。
オーケストラ活動の他、シャルル・デュトワ指揮の「Super Strings Orchestra」のメンバーとして各地で公演を行う。
他に、NHK教育テレビ番組「天才テレビ君」の中で、元ゴダイゴのVocalistタケカワ・ユキヒデプロデュースの「ミュージックテレビ君」に出演。津軽三味線＆ピアノ奏者の久保比呂誌、横笛奏者の出口煌玲と共に、ユニット「サイレンス・イマージュ」を結成し、 2002年、ファーストアルバム「Cloud・Flow」をMahara・Japanから発売する。
2003年秋、音楽＆映像プロダクション・レーベル「WORLD・STAGE」からコンピレーションアルバム「NAMIOTO」を発売する。
2007年（有）トリプルノーツ音楽出版社代表・森川たけしとユニット「アコースティック・フェローズ」を結成。新たな音楽感をもつユニットとして展開。
同年、ピアニスト 宮崎 剛とユニット「ダブルたけし」を結成。９月２日に、いずみホールで ファーストコンサートを開催。その後、毎年いずみホールでのリサイタル、各地のサロンでの演奏活動を開始する。
2008年7月（株）フジパシフィック音楽出版より「アコースティック・フェローズ」ファーストアルバム「ソラデル」を発売する。
2010年4月 同音楽出版社より「アコースティック・フェローズ」セカンドアルバム「赤とんぼ飛んでった」を発売する。
2013年、ピアニスト 宮崎 剛とCETオーケストラ&CETコーラスを立ちあげ、大阪を中心に活動を開始する。 現在、各オーケストラ活動の他に室内楽、スタジオレコーディング、作曲、など幅広く活躍中。

1950年、山形県生れ。1981年～1984年インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究。
大学のかたわら、バーンスリー（横笛）、ヴォーカルを習う。後にハリプラサード・チャウラースィヤー氏、故マルハール・クルカルニにバーンスリーを師事。自身の内外での演奏活動の他、聲明グループ<七聲会>のプロデューサーとして国内外の舞台公演制作、アジアの音楽を中心としたコンサートの企画制作の活動を続けている。
訳書に『インド音楽序説』(東方出版、1994)がある。

世界の芸術の最高峰であるニューヨーク・リンカーンセンターをはじめ、シカゴ、ロス・アンゼルス、アトランタ、ハワイの各地で自ダンスカンパニー公演及びケイコフジイ・ソロダンスパフォーマンスを31年簡にわたり開催、各地で絶賛を 博する。今年5月に自ダンスカンパニー結成32周年を迎える。
2016年、ニューヨーク現地においてケイコフジイ ニューヨークダンスカンパニー を結成。
同年5月、「魂響ーSoul Vibrations」公演 (ニューヨーク92nd Yからの招待による) にて日本の自ダンスカンパニーメンバーとニューヨークのカンパニーメンバーとの共演による舞台を展開、成功裏に終える。
同年10月には熊本地震復興支援コンサート「Being 3 」を開催するにあたり、日米両国における自ダンスカンパニーの共演を果たす。
フジイは国内にて主宰するダンススクール、スタジオKにおける自主公演を毎年継続し、今年32年目を迎える。ハワイ大学でゲストアーティストとして教鞭をとるかたわら、ニューヨークにて振り付け指導を継続するとともに、日米間でのダンサーの育成に務めるなど、国際的に活躍するアーティストとして名を広める。
「死」を思い、「死」をみつめ、「心の叫び」をすくい取り、「生きていくエネルギーの波動」を分かち合うケイコフジイの作り出す作品は、まさに生きる力を人々に与える。